切れハシろぐ

日々の切れハシ、ぽつぽつと。

高いけど、確実にいいもの。【HUAWEI MateView】#ガジェ獣AdventCalendar

先日のAmazonブラックフライデーで、二十数年の人生の中で初めてのモニターを購入しました。

長い間、いろんなブログやデスクツアー画像などを指を咥えながら見ていましたが、ついにモニターデビューを果たしましたので、今回はそのモニターについて書いていこうと思います。

なお今回は、Time to live foreverを執筆されている星影(@unsoluble_sugar)さん主催の「ガジェ獣 Advent Calendar 2022」3日目の記事として(は大遅刻してしまったものの)お届けします。(星影さん本当にごめんなさい...。)

まずはじめに

今回このブログでは、「開封の儀〜接続してみた」など一連の詳細なフォトレビューは掲載しません。
MateViewについてインターネット上を探すと、先駆者の方々が既に詳細に書き残されているので、そこに僕が書くとなるとどうしてもn番煎じ感が否めません。
なので今回は、届いてからわかったことなど個人的な感想が多くのウエイトを占める部分を書いていきます。

その点をあらかじめご理解いただけますと幸いです。

想像と違っていたところ

スマートバーが出っ張っている

なんとか出っ張りを写すのに必死でした(5分かかった)

他の記事の写真を大雑把に見ていることがバレてしまいますが、届いて実物を目にするまでは、てっきり画面下部に黒い光沢パーツがフラットに埋め込まれていて、そこをなぞって操作するものなのかと思っていました。*1

しかしいざ実物を目にしてみると、マットな質感のパーツが少し出っ張って埋め込まれていました。

ゴリゴリに写真加工して、出っ張りを目立たせました

当初想像していたものとは結構違うものが装着されていたわけですが、出っ張りがあることで、バーの位置が目視なしでも把握しやすくなることもあり、「これでいいじゃない」とすんなり受け入れられました。

iPadと相性はあまりよくない(今は)

パスコード画面が隠されるのは良い点ですね

僕はiPad Pro 11-inch(2018)をiPadOS 16.1で使用していますが、Thunderbolt 3ドック経由で接続して使ってみたところ、画面いっぱいに表示されず、上下左右に黒帯がついた状態となりました。

カローラスポーツを愛車にしたい勢のおーはしです

動画視聴時に変化がないか試しましたが、今回は特に変化はなく、黒帯付きで再生されました。

M1搭載iPadであれば、将来的に外部ディスプレイを接続した使い方ができるとのことですし、iPadを頻繁に繋いで使うわけでもないので特に気になってはいませんが、M1以外のiPadでも今後外部ディスプレイのサポートが強化されるのか...また気が向いたらアップデートして試してみましょう。

...あっ予算的にiPadの買い替えはないですよ(キッパリ)。

いいところ / うーんなところ

いいところ

スクロールの回数が減って快適

見やすい (ちなみに載せてもOKなコード類です、汚いですが)

他のユーザーさんも同様のポイントを挙げられていると思いますが、やはり僕自身も感じました。

購入前は、「一度に表示される情報量が多いだけで、何が変わるんだ」と感じていた節もありました。
ですが、いざモニターでプログラムのコードを見たり、Webページを閲覧してみると、縦スクロールの手間が幾分か少なくなり、思った以上に快適だと感じました。

(横幅としては60.8cmと、多くの27インチモニターと近い数値になっているので、他社の27インチモニターを置いていた場所にすっぽり置けると思います)

兎にも角にも美しい

隅っこの方を撮ってみました

Huawei製品は久しく使用していませんでした*2が、筐体の質感や画質、スマートバーの操作性など想像以上によく仕上がっており、「Huawei、侮れないな...」と驚きを隠せませんでした。
所有欲を満たされる質感の高いデザインは、個人的にお気に入りのポイントです。

3ポートの映像入力がちょうどいい

MateViewには、映像入力端子としてHDMI / Mini DisplayPort / USB-Cが備わっています。

他社のモニターを見ていると、HDMIが3ポート装備されているようなものもありますが、初のモニターとしての導入で、接続するデバイスがまだ少ない僕の環境下では、普段使用するポートはHDMIとMini DisplayPortの2つで済んでいます。

ここに加えて、必要なときにUSB-Cで入力させることができるのは、個人的には心強いかなと感じます。

ちなみに現在は、

といった接続状況です。

うーんなところ

スピーカーが想像以上にチープ

公式サイトでは「パワーフルなアンプで迫力のあるサラウンド音声と重低音」(原文そのまま)などと表現されていますが、その割には音が弱い気がします。

モニターを設置してから、Nintendo Switchの某フィットネスゲームのプレイと、接続したMacSpotify Appでの音楽再生を試してみました。

某フィットネスゲームは、リズムに合わせてパンチしてプレイするもので、音質にこだわるものではないので、こちらはプレイ中に気になることはありませんでした。

ただ、Spotifyの音楽を再生したときに、真っ先に感じたのは「この美しい筐体からこの音かあ...」というギャップでした。無論、そこに萌えはありません。

ハイレゾ万歳ロスレス万歳、みたいな大きなこだわりは持っていない僕ですが、そんな僕でも「これでは音楽に没頭できないなあ」と感じざるを得ませんでした。

使用しているデバイス*3がことごとく音質の良いスピーカーを備えていて、それらの音に慣れているのも、チープさを感じさせる一因かもしれませんが、それにしてもモニターから出る音に迫力を感じません。

もし音楽も聴くとのことであれば、別途3.5mmジャック対応のスピーカーを用意しておくのが吉かと思います。

(ちなみにこの音を聴いてから、追加のスピーカーを導入しようか少し悩んでいるところです)


モニターを導入したことで、作業の質は格段に上がりました。
まだ導入して1週間弱ではあるので、これからじっくり使用して、また気づきがあれば記事として書いていこうと思います。

一気に充実した僕の作業デスクですが、実はまだキーボードがなく、MacBookを半開きにして文字入力をしているため、作業中のデスクはとても人には見せられません。
せっかくならばMacBookをスタンドに立てかけて、キーボードとトラックボール(M575を持ってます)のみのすっきりとしたデスクで作業をしたいところですが、お財布にそんなゆとりがないのでしばらくは厳しいです。

まだデスクツアーには程遠いですが、いつか記事にできることを夢見ながら、ぼちぼち整えていこうと思います。

そして明日のガジェ獣AdventCalendarは、おShinoぶを執筆されているShinoB / しのび〜(@shino_b666)さんが担当されます。引き続きお楽しみください!

*1:この記事を書いている最中に他のブログ記事の写真を拝見しましたが、黒いパーツだから凹凸が目立ちにくいのかなあと勝手に考えたりしていました。あとデスク周りの充実感がすごくて恐れ慄いています(笑)。

*2:初めてのHuawei製品は「Ideos U8150」という、SIMフリー黎明期に出ていたAndroid 2.2搭載のスマートフォンです。

リーズナブルさが売りだったので質感はお値段相応だった覚えがありますが、本当にいろんなことができるガジェットでした。

*3:ちなみにここで指すデバイスMacBook Pro 16-inch(2019)、iPad Pro 11-inch(2018)のことです。